昨年の今頃は仕事ラッシュの疲れもあり、のんびりとした正月を過ごしておりました。その後、まさかのコロナウイルスにより世界的にこんなにも状況が変化するなど1ミリも想像できていませんでした。
仕事云々というよりは、生活自体に変化のあった1年でした。今年もどうなるかはさっぱりわかりません。しかし、取材対象にお話を聞かせていただき、それを文章もしくは映像にしていく仕事なので周囲に迷惑を掛けないような心づもりで今年も邁進していきたいと思っております。
もう20年以上、仕事で通ったオートサロンも昨年末に中止の案内をいただきました。正直寂しい気持ちと取材がなくなった安心感が入り乱れております。
一昨年からはじめた車中泊カー製作(オートキャンパー誌で連載中)。災害での中断など、いろいろなことを乗り越えながらゆっくりと進めていますが、今年はなんとかカタチにするのを目標に作業をガム張りたいと思います。
出来上がったら、GO TOとか関係なくソロキャンプ&ソロ旅をひっそりと楽しめたらいいなと思います。
今年も、仕事のブログばかりになると思いますがどうぞよろしくお願い致します。
]]>もうすぐ、ジャパンキャンピングカーショーが幕張で開催されますね。
今年はどんなクルマや技術が登場するか、今からワクワクです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
]]>今号ではホワイトハウスのDOG LOVERなどの紹介でお仕事をさせていただきました。
誌面のほうで是非ともチェックしてみてください。
<出典:FIAMMA F45S>
まずはサイドオーニング。キャンプをする人はご存じの方も多いと思いますが、クルマのボディ側面上部に取り付ける幕体をサイドオーニングと呼びます。日除けや雨よけとして活躍するアイテムで、フィアマやスーリーオムニスター、ドメティックなどの海外ブランドが有名です。ロール状に格納できるモデルが多く、色をはじめ幅や長さが選べるほか、最近では開閉が電動式なものも増え便利さが向上しています。
<出典:FIAMMA CARAVANSTORE ZIP>
また、張り出したサイドオーニングの下にオプションのパネルやテントを取り付ければ、プライバシールームのような使い方もできるようになります。パネルにはメッシュウインドウ付きのものもあり、通気性も抜群で快適に過ごせます。
<出典:Eberspaecher エアトロニックB3PLUS>
夏以外の3シーズンで活躍するFFヒーター。キャンピングカーに装着したいアイテム人気ナンバー1とも言われています。
これは暖房器具で、最大のメリットはエンジンを切った状態でもサブバッテリーなどの電源があれば使うことができます。燃料はガソリンや軽油など愛車の燃料ホースから分岐させて使用できるほか、トレーラーなどガソリンタンクを持たないクルマでも脱着式のタンクを積めば使用ができます。
ベバストやエバスペッヒャーの2大ブランドから選べ、温度やオン・オフタイマーなど細かい設定が行えるオプションのコントローラーもありとても便利です。車中泊をしていると冬に限らず春や秋でも明け方の冷え込みがこたえます。そんなときにFFヒーターがあればまさに無敵。ポカポカで快適な車中泊が過ごせます。
<出典:FIAMMA TURBO-VENT PREMIUM>
次に紹介するのはベント。これは英語でVENT=通気孔を意味し、天井部やボディ側面に取り付ける換気扇のことです。排気はもちろん、吸気と排気の両方ができるモデルもあります。
天井に取り付けるルーフベントにはアメリカでは360×360㎜の開口サイズ。ヨーロッパでは400×400㎜という規格があります。調理時の排気はもちろん夏場は室内にこもった空気を排出するのにとても重宝します。一酸化炭素中毒の予防としてもあると安全です。
<出典:ニュージャパンヨット 蓄電式 ソーラーベント>
また、サイズは小さいファンタイプは、トイレや荷室の空気の入れ換えに最適です。これらは、ルーフや壁面の加工が必要なため、後付けではなく購入時にショップに頼んでおきたいアイテムです。配線などの必要がないソーラータイプもあります。
<出典:電菱 DIAsine>
最後に紹介する装備はインバーター。キャンピングカーや自動車で電化製品を使う場合、サブバッテリー内の電気(直流)を家庭用コンセントの電気(交流)に変換する必要があります。この直流(DC12V)から交流(AC100V)に変換する装置がインバーター。インバーターには正弦波と疑似正弦波の2タイプがあり、電気の出力波形に違いがあります。パソコンなどの精密機械を使用する場合は正弦波タイプを選んだほうが安心です。また、近年ではサブバッテリーの走行充電器や太陽光からの充電に必要なソーラーチャージャーコントローラーなどを内蔵したモデルもあります。
電化製品の消費電力は照明で約20W、モバイル充電で約15W、パソコンで100W前後、電子レンジで約700〜1200W。インバーターは電気を変換する際に若干のロスが発生してしまうので、使いたい消費電力の合計数より余裕を持ったモデルを選ぶようにしましょう。
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キャンピングカーには聞き慣れない用語が多すぎますよね。今回は室内に入ったときによく耳にする言葉を説明していこうと思います。キャンピングカーは家などで使う建築用語以外にも船や列車などの専門用語もあり、ちょっと面白いです。
まずは「ダイネット(Dinette)」。これはホテル用語で、小さな食堂やコテージにあるようなダイニングキッチンの意味。キャンピングカーではテーブルを中心にイスで囲まれた食事や休憩などができるスペースで、家ならリビングやダイニングとほぼ一緒の役割です。
「ギャレー(Galley)」は船・列車・飛行機内での調理やその準備をする場所のことで、要はキッチンスペースのことを呼びます。
そんなキッチンまわりでついでに覚えておきたいのが「グレイタンク」。これは船舶用語としてよく使いますが、シンク(流し)やシャワーなどで使った生活排水を貯めておくためのタンクです。
キャンピングカーでは給水タンクと呼ばれるキレイな水を入れておくタンクと、排水を入れるためのグレイタンクを装備することが多いです。
水回りついでにトイレの話もしておきましょう。ポータブル式でもカセット式でも汚物を入れるタンクのことを「ブラックタンク」と呼びます。カセット式トイレはトイレルームに固定されているタイプで、ブラックタンクは外部扉などから持ち出すことが可能になっています。 また、最近では汚物をラップでくるんで捨てるタイプのトイレも登場しています。
出典「カセットトイレC2」
出典「ラップポン」
ポータブル式トイレとは本体下部がブラックタンクになっていて、ある程度溜まったら取り外し、ブラックタンクを家庭のトイレやダンプステーション(キャンプ場などにもある汚物処理場)で処理や洗浄を行います。このポータブル式は災害用としてもここ数年人気の商品になっているので知っている人も多いことでしょう。
ほかにも、特にアメ車などの輸入車では固定式トイレが設置されていることもあり、ブラックタンクの取り外しを行わず専用のパイプを使用してダンプステーションで処理をしなくてはならないモデルも存在します。
また、トイレのある部屋を「マルチルーム」と呼びます。マルチルームは直訳すると多目的スペース。バンコンバージョン以上のモデルだと、マルチルームが設置されたモデルも数多く存在します。
使い方としては、トイレとしてはもちろん、洗面や着替え、シャワーのためのサニタリールーム、ワードローブなどいろいろ。
また排水溝付きの防水パン仕様になっていることも多く、ウエットスーツやスノーボードなどの濡れたモノを入れておく場所としても活用できます。
以上、今回は室内で使う用語を解説しました。これで、キャンピングカーショーの会場やショップに行っても少しは理解しやすいと思います。次回は専門装備について紹介していこうと思います。
]]>まずは、キャンピングカーの外観や形状・ジャンルについてよく使われる用語を説明しようと思います。
最初は「コンバージョン」というコトバ。これだけで、「??」と逃げ出したくなりますが、コンバージョンとは、(改造する)や(改装する)を意味する英語です。
キャンピングカーは改造や改装ではなく、架装という表現を使う事が多いのもポイント。キャブコンバージョン、バンコンバージョン、バスコンバージョン、フルコンバージョンなど、ベース車両や形状によりジャンル分けがされています。
※軽キャンパーやトラックキャンパー、キャンピングトレーラーは見た目のままなので割愛します
■バンコンバージョン
■バスコンバージョン
例えばバンコンバージョンは、英語でVAN CONVERSIONと記すとおり、トヨタのハイエースや日産NV350キャラバンなど、1ボックス車やミニバンをベースに架装しているという意味になります。バスコンバージョンはトヨタのコースターといったバスをベースに架装した車両を指します。
■キャブコンバージョン
出典「VANTECH ZiL」
キャブコンバージョンのキャブ(CAB)とはトラックの運転席を含めた箱部分のことで、国産車ならトヨタのカムロードやマツダ・ボンゴ、いすゞ・Be-camなど、輸入車ではフィアット・デュカトやメルセデス・ベンツ・スプリンターなどがベースになることが多いです。
キャブ付きの車両に居住空間(キャビン)となるキャンピングシェルを架装したモデルをキャブコンバージョンと呼びます。
■フルコンバージョン
フルコンバージョンはシャシーフレームや動力&駆動系以外である、すべてのキャンピングシェルを架装したモデルのことをいいます。
次に、キャブコンやバスバージョンついでに「バンク」という用語を説明しましょう。これは、(銀行=BANK)を意味するワケではありません。キャンピングカーではよく、ホテルやヨット・飛行機などで使われる用語が多く登場するのが特徴で、このバンクというのは英語でBUNKと表し、列車では寝床、ホテルでは仮眠用の二段ベッドを指します。
■バンク
出典「ADRIA CORAL XL」
キャンピングカーで言うところのバンクとは、キャブコンバージョンモデルなどに付いている装備で、外からクルマを見たときにリーゼントのような形状をした部分を言います(海外ではアルコーブと呼ぶことも)。バンク部分は大抵、ベッドや荷物を置く場所として利用できる設計になっているのが特徴です。
■ロープロファイル
出典「Sunlight Low-Profile」
話が少しだけ横に逸れてしまいますが、バンクと合わせて覚えておきたいのが「ロープロファイル(LOW PROFILES)」という用語。ここ数年、バンク部分の張り出しを極力なくしたデザインがヨーロッパでは主流になってきており、日本でもそうした流れを取り入れるビルダーも多くなってきています。空気抵抗を減少させて走行安定性の向上を目指しているのが主な理由です。
このように、キャンピングカーのフロントからリヤにかけてバンク部分を抑え流線的なデザインすることを「ロープロファイル」と呼びますが、シャシーを低床化することも同じく「ロープロファイル」と呼ぶので、ロープロファイルと聞いたら、バンク部分を薄くし、床を低く抑えてクルマの走行性能がアップしていると捉えておけば問題はないでしょう。
ここまで説明してきたコンバージョン、バンク、ロープロファイルの意味は理解できました? 見た目だけでも色々な用語を使いますが、理解すれば意外と簡単ですよね。 次回は室内での用語を紹介しようと思います。
]]>Green Time2017はキャンプフェスを通じて、ご家族でアウトドア技術と災害時のノウハウを学べる場づくりを目的として開催。アウトドアのノウハウを、楽しく、実践的に学ぶ体験型の「STEP CAMP 防災キャンププログラム」をはじめ、スラックラインやドッチビーなどのアクティビティ体験などさまざまな企画を用意。
ほかにもTOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美さんをはじめとした豪華アーティストのライブをはじめ、トークショーも行われます。
自然のなかで色々学べる貴重なイベント。ぜひとも参加してみてはいかがでしょうか?
日時:2017 10月8日(日) 10:30〜16:00
場所:富士山レーダードーム館 山梨県富士吉田市新屋1936‐1
https://www.greentimefes.com/
今回はドイツで開催されたキャラバンサロン2017の速報や
キャンピングカーのレイアウト別ユーザビリティ解説など注目企画が盛りだくさん。
付録にはオリジナルの防水装置も付いてます。
FreedamnではNEW CAMPER CHECK!やお月見企画でお仕事をさせていただきました。台風が日本全土を横断している最中での撮影は緊張感溢れていましたが、なんとか無事に取材も終了。思い出深い日になりました。合わせてご覧ください。
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