キャンピングカーの楽園 ニュージーランド紀行 Vol.2
「旅も快適! 充実装備のレンタルキャンピングカー」
ニュージーランド(以下:NZ)に向かう機内では、初めて訪れる土地への期待感と運転大丈夫かな?という不安が同居していましたが、美味しい機内食やワイン、映画を満喫して、気がつけば玄関口である北島のオークランドへ到着していました。
そこから乗り換えて南島の大都市・クライストチャーチに着いたら、まずはクルマのピックアップ。
写真の「RV Super Centre」は空港近くにあり、広大な敷地にはブリッツやマイティ、マウイといった大手レンタルキャンピングカー会社の車両がまとめて管理されていました。今回は事前にインターネットで予約し、マウイの車両をレンタル。現地では予約番号を伝えるだけでオーケー。オプションの任意保険や車両の使い方についてもていねいに説明してくれました。
また、日本語を話せるスタッフも在籍しており安心です(2016年現在)。さらに、ここではキャンプグッズの購入もできるので旅の準備もできて便利でした。
車両はメルセデス・ベンツのスプリンターをベースにしたキャブコンバージョンで、全長はなんと7.1m!クルマを目にした時は日本では運転しにくそうな大きさにビックリしました。車内へと入ると、室内高は1.94mと高く開放的。リビングはファミリーにも最適な大きなサイズで、テーブルも広々と使えて便利そうでした。
キッチンは4口コンロや冷蔵庫をはじめ、電子レンジも装備していて家よりも快適。引き出しにはトースターや食器、カトラリーなど、調理器具もすべて揃っていました。キッチンや給湯で使用するガスはLPGですが、ガソリンスタンドで充填できるので問題ありません。
マルチルームも広々。トイレ、シャワー、折りたたみ式洗面台が完備され、どこに泊まろうと不便はないです。
室内の後方に常設ダブルベッドを配置。2×1.45mのゆったりとしたベッドサイズでスプリングの硬さもよく毎日快眠でした。また、クリーニング済みのシーツや毛布、掛け布団も用意されており、もう至れり尽くせりの環境です。
クルマを借り出して、いざ運転。正直、最初は車両サイズに慣れるまで大変でしたが、日本と同じ左側通行でさらに道幅が広いこともあって意外なほど運転しやすかったです。
また、カーナビゲーションはとてもわかりやすい案内で迷うこともありませんでした。鬼門のバックですが、ギア連動式のリヤカメラがあり、駐車時もとても安心。レンタルキャンピングカーはすごく扱いやすいと実感しました。
それでも大きいサイズちょっと……という人は、ジューシーレンタカーなどではエスティマをベースにしたバンコンモデルも用意されているので運転しやすいと思います。
他にも日本でもお馴染みのハイエースをベースにバンク付きのスーパーハイルーフを架装したモデルも数多くありました。
こちらはバンクベッドとダイネット展開したベッドで3〜4人就寝ができる設計。車内高も2.1mと男性でも立てって歩けるサイズ。1人や2人旅にはおすすめの大きさでしょう。
次回は標識や運転時の注意点について紹介しようと思います。
●ニュージーランドのおもなレンタカー会社
マウイ レンタカー
http://www.maui.co.nz/
マイティ レンタカー
http://www.mightycampers.co.nz/
ブリッツ レンタカー
http://www.britz.co.nz/
ジューシー レンタカー
http://www.jucy.co.nz/
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http://www.newzealand.com/jp/