今回は車中泊をするときに、ちょっと役立つお話です。
大抵の人はSAやPA、道の駅などの駐車場を利用すると思います。そこで、駐車するときは駐車場の出入り口付近やトイレの近くは避けて駐車するのがオススメです。
なぜなら、就寝時には出入りする クルマの走行音やトイレに行く人の声、ドアを開け閉める音、自動販売機の作動音などが意外と気になります。これらが聞こえにくい場所を見つけて駐車すると、よりよい快眠が得られます。
さらに、駐車した場所が傾斜になっていないかも重要。家の床と同じでフラットになっているほうが寝やすいです。
次に、一般道にある公共駐車場などで車中泊をするなら、駐車場にドリフトしたようなタイヤ痕の有無やトイレの清潔具合、空き缶やタバコの吸い殻が落ちていないかを見ることで、その場所が安全かどうかの見分けもできます。
さらに、だれも仮眠していない駐車場は「ラッキー」ではなく、「物騒なエリア? 危ないのかな?」と思っておくのもいいです。2、3台でも車中泊している車両があったほうが安全度は高いです。また、万が一に備え身を守るための防犯グッズも車内に載せておきましょう。
出典「トヨタ ノア」
快適面については、シートの上に置くマットは必須です。シートアレンジでフルフラットになるモデルでも多少の段差や隙間は生じてしまうもの。そんなときに寝袋の下に敷くマットがあると寝心地は一気にアップします。また、カーテンやウインドー用のシェードがあれば、プライバシーの保護や断熱・冷気を抑え車内が快適になります。
出典「Aizu マルチシェード」
まずは、止める場所と装備を意識して車中泊を楽しんでみてはいかがでしょうか?