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☆想像をはるかに超えたパフォーマンス! これからのキャンピングカーの電源として注目の 「EcoFlow DELTA Pro」を実際に使ってみた(後編) | Freedamn

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☆想像をはるかに超えたパフォーマンス! これからのキャンピングカーの電源として注目の 「EcoFlow DELTA Pro」を実際に使ってみた(後編)

エアコンを長時間使いたい人にオススメ

ここ数年、キャンピングカーの人気パーツとしてエアコンやクーラーが注目されています。家庭用、車載用などさまざまな製品がありますが、問題となるのがその稼働時間。キャンプ場やRVパークなど、AC電源がある場所なら容量の心配はないのですが、電源が取れない場所で車中泊をする場合、エアコンの稼働時間はサブバッテリー容量に依存するため、長時間使いたい人にはやはり大容量を求めるしか方法がありません。

しかし鉛バッテリーだとご存知のように重量があり、ベース車両への負担も少なくありません。キャンピングカーの世界でもリチウムイオンバッテリーの普及は進んでいますが価格は鉛に比べるとかなり高額。さらに、リチウム用の電装システムを構築するとそれにかかる費用はかなりかかってしまいます。そうした面でも手軽に設置ができ、安全性の高いポータブル電源は人気となっています。なかでも「DELTA Pro」は大容量・大出力とキャンピングカーでの利用にも向いている部分があると思います。

まずはコンパクトなキャンピングトレーラーでチェック

Emeraude406VIP (349万8000円) 全長×全幅×全高:5510×2100×2580mm
牽引免許が不要なモデル。大小2つのリビングに加え、キッチンとサニタリールームを装備し、家族でゆったりくつろげる仕様。

今回はヨーロッパの巨大キャンピングカーメーカーであるトリガノ社をはじめ、ドイツのクナウス、オリジナルの軽キャンピングカーを取り扱うインディアナ・RVさんに協力をしていただき、エアコンの稼働時間をチェックしてみました。まずは、日本での使いやすさにこだわりトリガノ社に特注で製造している「エメロード406」を使い、オプションで装着されるウインドエアコンをDELTA Proで何時間稼働できるかを調べることに。ちなみに、エメロード406の室内長は3800mm・室内幅は1950mmで、中京間の4.5畳(7.45平方メートル)とほぼ同じ面積。

中央のクローゼット内に収まるウインドエアコン(オプション)は室内全体を効率よく冷やしてくれます。

ウインドエアコンは国内メーカーのノンドレンタイプで50Hz地域では4.5〜7畳用、能力は1.6kW・消費電力605Wとなっています。チェックは最初の30分は最低温度である20度、最大風量で室内を一気に冷やし、その後は設定温度を26度に上げて最弱で運転しました。

10時半にスタートし、30分後の室内。計測はリビングテーブル中央で行いました。
開始20分後にアプリでチェック。このとき残量95%で残り使用可能時間は4時間13分と表示

DELTA Proは満充電状態でいざスタート。天気は曇り時々晴れで、外気温は32.2度・外気湿度は70%。車内温度は31.1度・車内湿度・61%。急速に車内は冷えていき、30分後の室内温度は28.3度・湿度は47%と快適。使用電力はスタート時から730W前後を往き来し、バッテリーの残量は92%と30分で8%を消費しました。

開始から1時間半。運転を切り替えて1時間で残量は82%。下の波形をみるとインバーターにより運転をしては停止を繰り返してるのがわかる。専用アプリで状況を可視化できるのはとても便利。

30分後に温度と風量を切り替えると使用電力は670Wまで下がりましした。またエアコン側のインバータによりコンプレッサーやモーターの動作が制御されることで、1時間経過したときの残量は82%約10%の消費でした。この後も1時間おきにチェックしましたが、10〜12%の消費を続け、9時間半を超す連続稼働ができることがわかりました。

エアコンを就寝前の4時間、出発前の1時間利用するとしても5時間。これなら約半分の電力消費で済むので快適な車中泊ができ、おまけにスマホなどの充電や電気調理器なども使えて便利ということが分かるのではないでしょうか?

次ぎにルーフエアコンでチェック

ALLEGRA450(販売終了モデル) 全長×全幅×全高:7000×2300×2580mm
前方に主寝室がありクイーンサイズのベッドにも展開できるツインベッドを配置。
後方には広大なU字型のリビング。大人数でゆったりと過ごせる快適空間。

翌日はエメロード406よりも大きな、「アレグラ450」に搭載されるルーフエアコンを使用して、稼働チェックをしてみました。室内長5000mmに室内幅2150mmと京間の6畳(10.94平方メートル)程度の面積です。

輸入モデルに多く採用されているルーフエアコン

ルーフエアコンは欧州メーカーの旧タイプ。通常は230Vで動かすものをAC100Vに変換して稼働させています。テストは前日と同じ方法で、最低設定温度である19度・最大風量でスタート。外気温度は33.1度で湿度は53%。車内34.1度に湿度54%。使用電力は1200Wと前後で往き来し、30分後で車内温度28.5度、湿度40%をマークし、残量は87%

今回はリビングテーブル中央とツインベッドの中央で温度と湿度を計測しましたが、どちらも温度や湿度は同じ結果でした。
11時に開始し、1200W前後で消費

次ぎに設定温度を26度・最小風量に切り替え1時間。コンプレッサーやファンは自動に動いたり止まったりしますが、使用電力はなぜか1700W前後と上がり、車内温度34度、湿度56%と大幅にアップ。残量は76%約10%減で、車内温度の上昇はエアコン側の問題だと考えられます。

計測から1時間半。設定を変更して1時間。なぜか車内温度がアップしたので、再度設定を変更。
オート運転にしたら1400W前後で消費。コンプレッサーはずっと動いており、どんどん残量が減っていきました。

そこで設定温度23度・オート運転に切り替え、さらに1時間稼働させてみました。すると、コンプレッサーは動き続け使用電力はずっと1400W前後をキープ。車内温度28.2度、湿度43%と快適になったものの、だった1時間で残量は37%まで減少。1時間で39%も消費してしまいました。

ルーフエアコンはDCをACに変換するロスに加え、高い消費電力により約3時間半しか稼働させることができませんでしたが、2日間実際に使用してみて稼働時間についてはエアコン側の性能に依存しているので当然の結果が出たというところでしょうか。それ以上に、3000Wの高出力なDELTA Proでは1700Wを超すハイパワーなクーラーを何の不安もなくガンガン稼働させることができ、頼もしさを感じました。

実際に3日間使ってみた率直な感想

DELTA Proはポータブル電源というジャンルで考えるとサイズが大きいですが、積載できるのであれば本当に心強い存在だなと実感しました。残念ながら軽キャンパーやライトキャンパーに積載するには重量・サイズが大きすぎで厳しい気もしますが、車両サイズに余裕のあるキャブコンやバンコン、バスコンなどであれば検討する価値は大いにあると感じました。発電機のように稼働音がないので、車中泊をしていても周囲に迷惑をかけることもありません。キャンピングトレーラーなら車内に設置できるモデルならいいですが、あえてヘッド車に設置して利用するのもいいと思います。

個人的にはEcoFlow社の独自機能である「X-Stream(エクストリーム)」による高速充電能力に心底驚かされました。3600Whもの容量をたったの3.1時間で満充電できるのは他にはないのではないでしょうか? それと、6500回というサイクル数はいったい何年使えるの?というぐらいのロングライフ性能も魅力的。例えば鉛電池のサブバッテリーで電装システムを搭載するとバッテリーにもよりますが、2,3年おきに買い換えが必要ですよね。でも、DELTA Proを15年使うと想定し、ランニングコストや安心感、使い勝手のよさ、そして軽さなどを加味すればとってもリーズナブルだし車両にも優しいと感じます。

高出力・大容量による利便性や防災対策など、さまざまなシーンで活躍できるのはもちろん、エクストラバッテリーで拡張して使えばよりこれ以上に快適な車中泊やキャンプもできるのだと思うとワクワクしてきます。今回、チェックできなかった「スマート発電機」や「ソーラートラッカー」も機会があったら使ってみたいですね。

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