1968年に初代モデルが発売されたトヨタのピックアップトラック「ハイラックス」。林業や漁業、農業などにも使われるまさに働く自動車。約180もの国や地域で販売され、累計世界販売台数はなんと約1730万台！と世界でも知られたピックアップトラックなのです。6代目となるモデルが2004年に販売が終了されて以来、13年ぶりの時を経てようやく国内販売されることになりました。

ここ最近では新車のピックアップトラックを見ることもめっきりとなくなりました。それだけに、このニュースにはウキウキとさせられました。7代目となる新型はタイのバンポー工場で製造されています。海外では2015年にデビューしており、国内にはダブルキャブモデルのみ2グレードを用意しています。

ボディサイズは全長5335×全幅1855×全高1800というと、ハイエースのスーパーロングワイドボディと同じくらい。日本では大きめと言えるサイズでしょう。そのぶん迫力はかなりあります。
また、前席はもちろん後席も大人2人でゆとりたっぷりでした。
エンジンは2.4L直４ディーゼルターボのみで6速ATとの組み合わせ。駆動は働くクルマらしいパートタイム４ＷＤを搭載し、悪路などでの走破性や安全性が高いのも大きな魅力です。
ほかにも上位グレードとなる「Ｚ」にはミリ波レーダーと単眼カメラによる「プリクラッシュセーフティシステム」や「レーンディパーチャーアラート」、「ドライブスタートコントロール」といった先進安全装備が用意されて、商用モデルぽさはありません。

キャンピングカーというよりはアウトドア好きに人気だったり、キャンピングトレーラーのヘッド車としても定番のハイラックス。
TRDではトノカバーはもちろん、キャノピーやオーバーフェンダーなども用意しているので自分らしくカスタマイズもできるようになっています。
価格はエントリーグレードの「X」が326万7000円。上級グレードの「Z」が374万2200円。目標販売台数は年2000台。

http://toyota.jp/hilux/?padid=ag341_hilux_top_from_tjp_top_mv